キャバクラの「痛客」とは?トラブルになりやすいお客さんとキャバ嬢の対処法

花束をもった男性と嫌がる女性

キャバクラで働いてると、必ずと言っていいほど遭遇するのが「痛客」と呼ばれるお客さんたち。痛客って言葉を聞いたことはあるけど、実際にどんなお客さんのことを指すのかよく分からないって女の子も多いんじゃないかな?

痛客は、キャバ嬢にとって精神的にも肉体的にも負担が大きくて、最悪の場合はトラブルに発展してしまうこともあるの。だからこそ、痛客の特徴を知って適切な対処法を身につけておくことがすごく大切なんだよね。

この記事では、痛客の意味から具体的な種類、見分け方、対処法まで詳しく解説していくから、キャバクラで働く女の子はぜひ参考にしてみてね!

もくじ

キャバクラで使う痛客の意味

青い背景の前にある3つのハテナマークが書かれた電球

痛客っていうのは、キャバクラ業界で使われる専門用語の一つで、接客が困難でトラブルを起こしやすいお客さんのことを指すんだ。「痛い客」を略して「痛客」って呼ばれるようになったんだよね。

キャバクラで働くキャバ嬢や黒服(ボーイ)の間では日常的に使われる言葉で、お店のスタッフ同士で情報共有するときにもよく使われるの。痛客って言葉には、単純にお金を使わないお客さんっていう意味だけじゃなくて、もっと深刻な問題を抱えたお客さんっていうニュアンスが含まれてるんだ。

例えば、キャバ嬢に対して過度な要求をしてきたり、お店のルールを守らなかったり、他のお客さんや従業員に迷惑をかけるような行動を取る人たちのことを指すことが多いね。

キャバクラの痛客とはトラブルになりやすい

痛客がなぜ問題視されるかっていうと、様々なトラブルの原因になりやすいからなんだ。キャバクラは接客業だから、基本的にはどんなお客さんでも気持ちよく過ごしてもらうのが目標なんだけど、痛客の場合はそれが非常に困難になるの。

まず、キャバ嬢に対して精神的なプレッシャーを与えることが多いんだよね。執拗にプライベートな質問をしてきたり、恋人関係を迫ってきたり、断られても諦めずにしつこく食い下がったりするの。こういう行動は、キャバ嬢にとって大きなストレスになって、最悪の場合は精神的に病んでしまう原因にもなりかねないんだ。

金銭面でのトラブルも頻繁に起こるよ。お会計のときに「そんなに注文してない」って言い張ったり、支払いを渋ったり、最悪の場合は踏み倒そうとすることもあるの。こういうお客さんがいると、お店全体の雰囲気も悪くなっちゃうし、他のお客さんにも迷惑がかかることが多いんだよね。

さらに厄介なのが、痛客は自分の行動が問題だって認識していないことが多いってこと。キャバ嬢や黒服(ボーイ)が注意しても聞く耳を持たなかったり、逆ギレしたりすることもあるから、対応がすごく難しいんだ。

物理的なトラブルに発展することもあって、キャバ嬢に無理やり触ろうとしたり、お店の備品を壊したり、他のお客さんと喧嘩になったりすることもあるの。こうなると、もう普通の接客では対処できなくなっちゃうから、お店としても毅然とした対応を取らざるを得なくなるんだよね。

キャバクラで痛客と呼ばれる人と対処法

バーでお酒を飲む男女

痛客にはいくつかのタイプがあって、それぞれに適した対処法があるの。主な痛客のタイプは以下の通り。

  • ガチ恋客
  • メンヘラ客
  • 同伴・アフター強要客
  • 枕強要客
  • セクハラ、おさわり客
  • ケチな客
  • 店外の誘いばかりする客
  • ドタキャン客
  • 暴言客
  • 武勇伝を語る客

ここからは痛客別の対処法について詳しく解説していくね。

ガチ恋客

ガチ恋客は、キャバ嬢に対して本気で恋愛感情を抱いてしまったお客さんのことだよ。キャバクラでの接客を勘違いして、「この子は自分のことが好きなんだ」って思い込んじゃうんだ。

ガチ恋客の特徴として、キャバ嬢のプライベートに異常に興味を持つことが挙げられるね。「今度一緒に旅行に行こう」とか「付き合ってほしい」とか、営業の範囲を超えた要求をしてくることが多いの。また、他のお客さんがその子と話してるのを見ると嫉妬して、トラブルを起こすこともあるんだよね。

対処法としては、まず営業と恋愛は別物だってことをはっきり伝えることが大切。でも、あまりにもストレートに断ると逆上する可能性もあるから、上手に距離を置くことを意識してね。「お店では楽しく過ごしてもらいたいけど、プライベートは別だよ」って感じで、やんわりと境界線を示すのがコツだよ。

どうしても理解してもらえない場合は、黒服(ボーイ)や店長に相談して、お店として対応してもらうことも必要になるかもしれないね。一人で抱え込まずに、周りの人と連携を取ることが重要だよ。

メンヘラ客

メンヘラ客は、精神的に不安定で依存傾向が強いお客さんのことだね。キャバ嬢に対して過度に依存したり、感情の起伏が激しかったり、ネガティブな話ばかりしたりするの。

こういうお客さんは、「君だけが僕を理解してくれる」とか「君がいないと生きていけない」とか言って、キャバ嬢に重い責任を押し付けてくることが多いんだ。また、少しでも冷たくされると「裏切られた」って感じて、急に態度が豹変することもあるんだよね。

メンヘラ客の対処法は、適度な距離感を保つことが何より重要だよ。同情しすぎて深く関わってしまうと、どんどん依存されて抜け出せなくなっちゃうからね。「大変ですね」って共感は示しつつも、解決策を提案したりアドバイスしたりするのは避けた方がいいの。

また、こういうお客さんは精神的に不安定だから、予測不可能な行動を取ることもあるんだ。だからこそ、一人で対応せずに、必ずお店の黒服(ボーイ)に相談することが大切だよ。

同伴・アフター強要客

同伴・アフター強要客は、営業時間外での接触を無理強いするお客さんのことだね。「今度一緒に食事しよう」とか「仕事終わりに飲みに行こう」とか言って、キャバ嬢が嫌がってるのにしつこく誘ってくるの。

同伴やアフター自体は正当な営業活動の一つなんだけど、強要されると大きな負担になるんだよね。特に、断られても諦めずに何度も誘ってきたり、「付き合いが悪い」って文句を言ったりするお客さんは要注意だよ。

対処法としては、自分の都合を最優先に考えることが大切だね。同伴やアフターは義務じゃないから、疲れてたり気が向かなかったりするときは、遠慮なく断っていいんだ。「その日は用事があります」とか「体調が悪くて」とか、理由をつけて丁寧に断るのがコツだよ。

それでもしつこく誘ってくる場合は、「お店のルールで制限があります」って言ったり、店長や黒服(ボーイ)に相談して間に入ってもらうことも検討してね。自分の時間とプライベートを守ることが何より大切だからね。

枕強要客

枕強要客は、性的な関係を迫ってくるお客さんのことで、これは絶対に許されない行為だよ。「特別な関係になろう」とか「今度ホテルに行こう」とか、明らかに営業の範囲を超えた要求をしてくるの。

こういうお客さんは、「お金を払ってるんだから」とか「他の子はやってる」とか言って、キャバ嬢にプレッシャーをかけてくることが多いんだ。でも、キャバクラは接客業であって、性的なサービスを提供する場所じゃないからね。

枕強要客への対処法は、毅然とした態度で断ることが絶対に必要だよ。「そういうお店ではありません」って、はっきりと意思表示をしてね。曖昧な返事をすると、相手に期待を持たせてしまう可能性があるからダメなの。

もし執拗に迫ってくる場合は、すぐに黒服(ボーイ)や店長に相談すること。場合によっては出入り禁止の措置を取ることもあるし、悪質な場合は警察に相談することも検討する必要があるよ。一人で対処しようとせずに、必ず周りの助けを求めることが大切だね。

セクハラ・おさわり客

セクハラ、おさわり客は、キャバ嬢に対して性的な嫌がらせや不適切な身体接触をするお客さんのことだね。お酒が入ってるからって言い訳にして、体を触ってきたり、下品な話ばかりしたり、卑猥な要求をしてくるの。

こういうお客さんは、「キャバクラだから多少は仕方ない」って思ってることが多いんだけど、それは完全に間違いなんだよね。キャバクラでも、お客さんがキャバ嬢に無断で体を触ることは禁止されてるし、嫌がることを強要するのも絶対にダメなの。

セクハラ、おさわり客への対処法は、まず毅然とした態度で断ることが基本だよ。「そういうのは困ります」ってはっきり言って、距離を取るようにしてね。それでもやめない場合は、すぐに黒服(ボーイ)を呼んで対応してもらおう。

お店によっては、セクハラ行為をしたお客さんには出入り禁止の措置を取ることもあるから、一人で我慢せずに必ず相談することが大切だよ。自分の身を守ることが最優先だからね。

ケチな客

ケチな客は、お金を使うことを極端に嫌がるお客さんのことだね。安いお酒しか注文しなかったり、おつまみを頼むのを嫌がったり、「今日は金欠で」って愚痴ばかり言ったりするの。

こういうお客さんは、キャバクラに来てるのにお金を使いたくないっていう矛盾した考えを持ってることが多いんだ。また、他のお客さんと比較して「あの人はもっと安く遊んでる」とか言って、サービスの向上を求めてくることもあるんだよね。

ケチな客への対処法は、無理に高い商品を勧めないことが大切だよ。相手の予算に合わせて、楽しく過ごしてもらうことを優先するの。ただし、あまりにも支出が少ないお客さんは、お店の売上にも貢献しないから、適度な距離感を保つことも必要だね。

また、お金の話ばかりするお客さんとは、話題を変えて楽しい時間を過ごすことに集中することが重要だよ。「お金のことは気にせず、楽しみましょう」って感じで、ポジティブな雰囲気を作ることが大切だね。

店外の誘いばかりする客

店外の誘いばかりする客は、お店以外での接触ばかりを求めるお客さんのことだね。「今度お茶でもしよう」とか「映画を見に行こう」とか、お店を通さない関係を築こうとしてくるの。

こういうお客さんは、お店での接客よりもプライベートでの関係を重視してることが多くて、最終的にはキャバ嬢を口説こうとしてることが多いんだ。また、お店にお金を払わずに済む方法を探してることもあるんだよね。

店外の誘いばかりする客への対処法は、お店のルールをしっかりと説明することが重要だよ。「お店を通さない接触は禁止されてます」って、はっきりと伝えるの。また、「お店で会えるので十分です」って感じで、店内での関係に留めることを強調してね。

それでもしつこく誘ってくる場合は、店長や黒服(ボーイ)に相談して、お店として対応してもらうことが必要だよ。店外での接触は、様々なトラブルの原因になりやすいから、注意が必要だね。

ドタキャン客

ドタキャン客は、約束をしておきながら当日になって急にキャンセルするお客さんのことだね。同伴の約束をしてたのに来なかったり、指名の予約をしてたのに連絡もなしに来なかったりするの。

こういうお客さんは、約束に対する責任感が薄くて、キャバ嬢の時間や労力を軽視してることが多いんだ。また、複数のお店で同じような約束をしてて、その日の気分で選んでることもあるんだよね。

ドタキャン客への対処法は、事前確認を徹底することが大切だよ。約束の前日には必ず連絡を入れて、「明日はよろしくお願いします」って確認するの。また、ドタキャンが多いお客さんとは、重要な約束は避けるようにした方がいいね。

実際にドタキャンされた場合は、感情的にならずに「また今度お待ちしてます」って返事をするのがプロらしい対応だよ。ただし、あまりにも頻繁にドタキャンするお客さんは、信頼関係を築くのが困難だから、距離を置くことも検討してね。

暴言客

暴言客は、キャバ嬢や他のお客さん、お店のスタッフに対して暴言を吐くお客さんのことだね。「ブス」とか「使えない」とか、人格を否定するような言葉を平気で使ったり、大きな声で怒鳴ったりするの。

こういうお客さんは、ストレス発散のためにキャバクラを利用してることが多くて、キャバ嬢を見下すような態度を取ることが多いんだ。また、お酒が入ると特に暴言がひどくなる傾向があるよ。

対処法としては、まず冷静を保つことが何より大切だね。暴言を言われても感情的にならずに、「そうですね」とか「申し訳ございません」とか、当たり障りのない返事をするの。相手の言葉に反応して言い返したりすると、さらにエスカレートする可能性があるからね。

あまりにもひどい場合は、黒服(ボーイ)に助けを求めることも大切だよ。暴言客は、キャバ嬢の精神的な健康を害する存在だから、お店としても適切な対応を取ってもらう必要があるんだ。

武勇伝を語る客

武勇伝を語る客は、自分の過去の成功体験や自慢話ばかりするお客さんのことだね。「昔はすごかった」とか「俺の若い頃は」とか言って、延々と自分の話を続けるの。

こういうお客さんは、承認欲求が強くて、キャバ嬢にすごいと思われたいって気持ちが強いんだ。でも、同じ話を何度も繰り返したり、話が長すぎたりして、聞いてる方は退屈になっちゃうことが多いんだよね。

武勇伝を語る客への対処法は、適度に相槌を打ちながら聞くことが基本だよ。「すごいですね」とか「へえ、そうなんですね」とか言って、相手の自尊心を満たしてあげるの。ただし、あまりにも長時間続く場合は、上手に話題を変えることも必要だね。

「今のお仕事はどうですか?」とか「最近はどんなことをされてるんですか?」とか言って、現在の話に持っていくのがコツだよ。過去の話ばかりだと場が盛り上がらないから、バランスを取ることが大切だね。

キャバクラの痛客になるお客さんは見分けられる?

指でカメラのマークを作って風景を映す女性の手

痛客を事前に見分けることができれば、トラブルを未然に防ぐことができるよね。

完璧に見分けるのは難しいけど、以下のようなサインを知っておくことで、ある程度の予測はできるの。

  • 店内の態度が横柄
  • 女性慣れしていない
  • お金の話ばかりする
  • 過度に馴れ馴れしい
  • 身だしなみが整っていない

ここからは痛客予備軍のお客さんの特徴を見ていこう!

店内の態度が横柄

店内での態度が横柄なお客さんは、痛客になる可能性が高いんだよね。例えば、黒服(ボーイ)に対して上から目線で話したり、他のお客さんを見下すような発言をしたり、お店のルールを軽視するような態度を取ったりするの。

こういうお客さんは、「お金を払ってるんだから何をしても許される」って思ってることが多くて、キャバ嬢に対しても同じような態度を取ることが予想されるんだ。また、自分が偉いと思い込んでるから、思い通りにならないとすぐに怒り出すことも多いよ。

横柄な態度のサインとして、入店時から威圧的な雰囲気を出してたり、スタッフに対して命令口調で話したり、「俺は上客だぞ」みたいなアピールをしたりすることが挙げられるね。また、他のお客さんの悪口を言ったり、お店の批判ばかりしたりするのも要注意だよ。

こういうお客さんとの接客では、低姿勢を保ちつつも毅然とした態度を取ることが大切。相手の横柄さに萎縮しすぎると、さらに調子に乗らせることになるし、かといって反抗的な態度を取ると火に油を注ぐことになるからね。

もし態度があまりにもひどい場合は、早めに店長や黒服(ボーイ)に相談して、対応を検討してもらうことが重要だよ。横柄な客は、放置しておくとどんどんエスカレートすることが多いからね。

女性慣れしていない

女性慣れしていないお客さんも、痛客になりやすい傾向があるんだよね。キャバクラでの適切な距離感が分からなくて、営業トークを本気にしてしまったり、過度に期待を寄せたりすることが多いの。

女性慣れしていないお客さんの特徴として、キャバ嬢と話すときに異常に緊張してたり、逆に馴れ馴れしすぎたり、会話が一方通行になったりすることが挙げられるね。また、女性に対する理想が高すぎて、現実とのギャップに失望することも多いんだ。

こういうお客さんは、キャバクラのシステムを理解していないことが多いから、まず基本的なルールやマナーを教えてあげることが大切だよ。「キャバクラでは楽しい時間を過ごすことが目的ですよ」って感じで、やんわりと説明してあげるの。

ただし、教育的な接客をしすぎると、相手に特別扱いされてると勘違いされる可能性もあるから注意が必要だね。適度な距離感を保ちながら、お客さんが居心地よく過ごせるようにサポートすることが重要だよ。

お金の話ばかりする

お金の話ばかりするお客さんは、金銭トラブルを起こす可能性が高いから要注意だよ。「今月は金欠で」とか「給料日前だから」とか、お金に関する愚痴や言い訳を頻繁にするお客さんは、支払い能力に問題がある可能性があるんだ。

また、料金システムについて異常に詳しく聞いてきたり、「安く遊べる方法はないか」って相談してきたり、割引やサービスを要求したりするのも危険なサインだね。こういうお客さんは、最初から予算を抑えて遊ぼうとしてることが多いから、後でトラブルになりやすいの。

さらに、「今度まとめて払うから」とか「次回多めに使うから」とか言って、その場の支払いを渋ろうとするお客さんも要注意だよ。キャバクラは基本的に前払いシステムだから、こういう提案をしてくる時点で問題があるんだ。

対処法としては、お金の話になったら話題を変えることが基本だね。「そういう話は難しいですね」とか「黒服(ボーイ)に確認しますね」とか言って、自分は関与しないスタンスを取るの。また、高額な注文を受けるときは、事前に支払い能力があるかどうかを確認することも大切だよ。

過度に馴れ馴れしい

初対面なのに過度に馴れ馴れしいお客さんも、境界線を越えやすい傾向があるから注意が必要だよ。普通なら徐々に距離を縮めていくものなのに、最初からタメ口で話したり、プライベートな質問をしてきたり、体を触ろうとしたりするの。

こういうお客さんは、「キャバクラの女の子は誰とでも仲良くしてくれる」って勘違いしてることが多くて、営業とプライベートの区別がついてないんだよね。また、自分がモテると思い込んでて、キャバ嬢が優しくしてくれるのは自分に魅力があるからだって誤解してることも多いの。

馴れ馴れしいお客さんへの対処法は、最初からしっかりと距離感を示すことが重要だね。「初めてお会いするので、まずは敬語でお話しさせてください」とか、「お店のルールで、お客さんとは適度な距離を保つことになってます」とか言って、境界線を明確にするの。

それでも馴れ馴れしい態度を続ける場合は、丁寧語を使い続けることで、相手に距離感を意識させることができるよ。また、不適切な行動があった場合は、すぐに黒服(ボーイ)に助けを求めることが大切だね。

身だしなみが整っていない

身だしなみが整っていないお客さんは、社会常識に欠けている可能性があって、それが接客中の問題行動につながることが多いんだよね。服装が汚れてたり、体臭がきつかったり、髪がボサボサだったりするお客さんは、他の面でもルールやマナーを軽視する傾向があるの。

また、身だしなみに気を使わないということは、相手に対する配慮が足りないってことでもあるから、キャバ嬢に対しても同じような態度を取ることが予想されるんだ。清潔感のないお客さんは、周りへの気遣いも足りないことが多いよ。

ただし、身だしなみが整ってないからといって、必ずしも悪い人とは限らないから、先入観を持ちすぎないことも大切だね。でも、より注意深く接客することは必要だよ。不適切な行動があった場合は、すぐに対処できるように心の準備をしておくことが重要だね。

こういうお客さんとの接客では、相手のペースに巻き込まれないように、自分のペースを保つことが大切だよ。また、衛生面で問題がある場合は、さりげなく距離を取ったり、換気を良くしたりして、自分の健康を守ることも忘れずにね。

キャバクラで痛客にしてしまう営業スタイルもある

赤いカクテルを持っている赤いドレスの女性の胸元

実は、キャバ嬢の営業スタイルによっては、普通のお客さんを痛客にしてしまうことがあるんだよね。特に注意が必要な以下の営業スタイルについて解説していくね。

  • 色恋営業
  • イチャイチャ営業
  • 過度な甘え営業

色恋営業

色恋営業は、恋愛感情があるかのように振る舞う営業スタイルのことだね。「好きです」とか「付き合いたい」とか、恋人同士のような言葉を使ったり、デートを匂わせるような会話をしたりするの。短期的には効果的な営業方法なんだけど、長期的に見ると大きなリスクを伴うんだ。

色恋営業の問題点は、お客さんが本気になってしまう可能性が高いってことだね。最初は営業だって分かってたお客さんでも、だんだん本当に恋愛感情を抱いてしまって、ガチ恋客になってしまうことが多いの。そうなると、他のお客さんに嫉妬したり、プライベートでの交際を迫ったり、様々なトラブルの原因になるんだよね。

また、色恋営業をしてるキャバ嬢は、お客さんから「特別な関係」だと思われがちで、普通の営業では満足してもらえなくなることも多いんだ。どんどんエスカレートしていって、最終的には手に負えない状況になってしまうことも珍しくないよ。

色恋営業をする場合は、必ず出口戦略を考えておくことが大切だね。「いつまでこの営業を続けるのか」「どうやって普通の関係に戻すのか」ってことを最初から計画しておかないと、後で大変なことになるよ。また、お客さんの反応を常にチェックして、本気になりすぎてないかどうかを見極めることも重要だね。

イチャイチャ営業

イチャイチャ営業は、身体的な接触を多用する営業スタイルのことだよ。お客さんにくっついて座ったり、手を握ったり、頭を肩に寄せかけたりして、恋人同士のような親密さを演出するの。

この営業スタイルの問題は、お客さんが勘違いしやすいってことだね。キャバ嬢にとっては営業の一環でも、お客さんは「この子は自分に好意を持ってる」って思い込んでしまうことが多いんだ。特に女性慣れしてないお客さんは、身体的な接触を特別な意味として受け取りがちだよ。

また、イチャイチャ営業に慣れたお客さんは、他のキャバ嬢にも同じようなサービスを期待するようになることが多いの。そうすると、普通の接客では物足りなくなって、より過激な要求をしてくることもあるんだよね。

イチャイチャ営業をする場合は、相手との距離感をしっかりコントロールすることが重要だよ。お客さんが調子に乗りすぎないように、適度なタイミングで距離を取ったり、「お店のルールがあるから」って理由をつけて制限をかけたりすることが大切だね。また、身体的な接触は必要最小限に留めて、相手が勘違いしないように注意することも重要だよ。

特に新規のお客さんに対しては、最初からイチャイチャ営業をするのではなく、まずは相手の性格や反応を見極めてから、適切な営業スタイルを選ぶことが賢明だね。一度勘違いさせてしまうと、後から修正するのはとても困難だからね。

過度な甘え営業

過度な甘え営業は、お客さんに対して必要以上に甘えたり依存したりする営業スタイルのことだよ。「お兄さんがいないとダメなの」とか「助けて」とか言って、お客さんの保護欲や優越感をくすぐる営業方法なんだ。

この営業スタイルの問題は、お客さんが過度な責任感を持ってしまうことなんだよね。「この子を守らなきゃ」とか「自分がいなきゃダメなんだ」って思い込んで、必要以上に介入してこようとするの。プライベートな悩みに首を突っ込んできたり、仕事を辞めるように迫ったり、経済的な援助を申し出たりすることも多いんだ。

また、甘え営業に慣れたお客さんは、キャバ嬢が他のお客さんと楽しそうに話してるのを見ると、裏切られたような気持ちになることが多いの。「俺にだけ甘えてるんじゃなかったのか」って思って、嫉妬や怒りを感じることもあるんだよね。

過度な甘え営業を避けるためには、適度な自立性を保つことが大切だよ。お客さんに甘えることはあっても、依存してるような印象を与えないように注意してね。また、「お店では甘えさせてもらってるけど、プライベートでは自分でちゃんとやってます」って感じで、境界線を明確にすることも重要だね。

まとめ:キャバクラの痛客は多い!トラブルになったり病む前に対処しよう

キャバクラで働いてると、様々なタイプの痛客に遭遇することは避けられないんだよね。でも、痛客の特徴や対処法を知っておくことで、トラブルを最小限に抑えることができるし、自分の身を守ることもできるんだ。

一番大切なのは、一人で抱え込まないことだよ。痛客の対応は、個人でできることには限界があるから、お店と連携を取って対処することが重要なんだ。店長や黒服(ボーイ)は、こういうトラブルに慣れてるから、適切なアドバイスをしてくれるし、必要に応じて間に入ってくれるからね。

また、自分の営業スタイルを見直すことも大切だよ。色恋営業やイチャイチャ営業は短期的には効果があるかもしれないけど、長期的に見ると痛客を生み出すリスクが高いんだ。安全で持続可能な営業方法を身につけることで、楽しく長くキャバクラで働くことができるからね。

痛客に遭遇したときは、無理をせずに早めに対処することが一番だよ。自分の心と体の健康を最優先に考えて、楽しいキャバクラライフを送ってね!